南大隅町・根占(ねじめ)では、大航海時代といわれる14~16世紀、
当時の地元の領主・禰寝(ねじめ)氏が、戦乱の財政を立て直すために
「雄川(おがわ)」の河口に港をつくり、琉球を交えて、
中国や南蛮(スペイン・ポルトガル)との交易をはじめていました。
根占(ねじめ)の町は、国際貿易都市として唐人町(中華街)も
できるほど栄えていたそうです。
ところが、貿易が盛んになるにつれて、唐人と南蛮人の勢力争いも勃発し、
その親睦のために、「南蛮船競争」をさせたのが、
ドラゴンボートのはじまりとされているんですね!
樹齢千年を超す大楠も当時は、船の出入りの目印としてこの木に南蛮船を
係留していたと伝えられていて、当時の原風景をしのばせています。
十津川農場の工場長が所属する「根占走ろう会」チーム。
惜しくも準決勝で敗れてしまいましたが、来年は決勝進出を目指して頑張ると
意気込んでいました!十津川農場・農場主もこの日は、朝早くから、
この文化スポーツを観戦していました!